あれは、私が小学生低学年の頃。
妹と、着せ替え人形で遊んでいたとき病院ごっこをしようということになりました。
妹の人形を先生、私の人形を患者ということにし
私の人形が「それまでは何ともなかったのに、
昼過ぎから急に熱が出た」という設定にしました。
そして、「注射をしましょう」と言って 人形の腕に、安全ピンを刺して遊びました。
そして次の日
午前中、いつものように元気にしていた私ですが
午後、急に高熱が出て病院へ行き注射をすることになったのです。
私は、はっとしました。
「お人形・・・・・」
そうです。
前日に妹とした、人形を使っての病院ごっこそのものでした。
それに気付いた私は人形を取り出し
「ごめんね、ごめんね。もうしないからね。」 そう謝りました。
すると不思議な事に夜には熱も下がり元気になったのです。
やはり、人形には魂があるのです。
人形に起こったことは、持ち主にも起こります。
これを見ている方はもうお人形遊びをするような年齢ではないと思いますが
人形にはお気をつけ下さい。