怖いものみたさというのがある。
怖いとわかっていても
「安全な位置からなら」ちょっとだけ見てみたい
「絶対に逃げれるなら」ちょっとだけ遭遇してみたい。
相方と、そういった心理にまつわる話をしていた時に登場したのが
この「赤鬼」である。
単純に何かに追いかけられるのは怖そうだ。
それがとってもすばやい奴なら絶対に出会いたくない。
しかしこの赤鬼はとっても動きが遅いのだ。
身長は130cmと小ぶりで、動きもスローなので
後ろから頭をペシペシたたいたとしても、
クワッっと襲い掛かってくる事はない。
スリリングな体験をする相手としては相当余裕である。
しかし、油断して目の前でヘラヘラしていると
手に持ったズシリと重い金棒で思い切り殴られる。
これが物凄く痛い。
赤鬼の身長は130cmなので、
丁度我々が殴られる位置はひざや太もも周辺だ。
当たり所が悪ければ骨ぐらい折れてもいいだろう。
そんな赤鬼をおちょくってゆっくりと追いかけられる。
友達同士だったら大爆笑必至だろう。
ちょっぴりスパイシーな
架空のシチュエーションに少しだけ憧れている。
そんなお話。