富士山(Mt.Fuji)

富士山で御座います。
日本一の山はどんなものかと、今月(2011/8/11)に登ってまいりました。
いわゆる山開きという時期が7月〜8月でしたので、これを逃してはまた来年になると思い、勢いで。
男だけで装備も体調も万全、最高の天気でザクザクと登っていきました。
しかしさすがは日本一の山、結構疲れました。
ようやく頂上(剣ヶ峰)海抜3776m、赤ペンキの位置まで無事に到着しましたが
この時の山頂の気温は晴天でもわずか6度。風も強かったので体感温度は大げさではなく0度ぐらいです。
登り始めのTシャツ&ハーフパンツなんて格好でうろついてたら笑われてしまうような寒さです。
さすがに上の様な格好ではいられず8号目あたりから防寒着を着用して頂を目指しました。
山頂からの景色は素晴らしいものがありますが、やはりそれ以上に要所要所休憩がてら見下ろす雲海はとても感慨深いものがあります。
日ごろのデジタルな世界と、今いる場所が真逆すぎて、足を止めるたびに自然の偉大さを全身で感じました。
ベタな事しか書けませんが、シンプルにいい山だとそう思えました。
しかし、山小屋の殿様営業の噂は本当で、接客態度はあまり良いものではありませんでした。(他のコースは見てないので分かりませんが)
あくまで個人的な意見ですが、富士山に限らず、山小屋というものはあくまで一時的な休憩所・避難所であって
コンビニ的要素を盛り込んだ便利さ・快適さなどは不要だと思ってしまうのです。(充実した施設の山小屋が好きという方はごめんなさい)
「ようやくたどり着いた山小屋には人もおらず、水はおろか電気もきていない。」
「カビ臭い六畳一間の畳部屋に置いてあるのは、湿気たマッチと短いろうそく。」
「幽霊でも出そうな四面きしむ山小屋でわずかな灯火に照らされながら身を寄せ合い震えて眠る登山者達。」
山小屋というとどうしてもこんな図しか私の中で浮かばないのは、そんな状況に遭遇する映画ばかりを見ているからでしょうか。
それ故に、富士山頂の花火大会ばりの出店の数々&売る気満々のスタッフの表情を見てちょっと引いてしまったのです。(自販機があるのにも驚きです)
決して登山通ぶるわけではありません。日本一高い山は危険も多く、それ故に整った山小屋・救護所なども必要なのでしょう。
しかし基本的な道具や食事などは自分達で用意していくのが私は楽しいのです。
あくまで個人的に。

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おまけ

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おまけその2

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ガブリ

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