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4歳にもなる子供は、おばけやゾンビなどすでにこの世に存在しない事を知っている。
一日ぐらい歯を磨かなくたって、読んだ本を元に戻さなくたって、
お友達の事をバカと言った所で、あんな恐ろしいものが本当に自分の目の前に
姿を現さない事をうすうす気づいている。

タブレットのアプリ「鬼から電話」すら笑顔で復唱。
もはや怖いものなどないのだろうか。
恐怖には耐性がつくもの。
「我おそるるものなし」と言わんばかりにすくすくと成長していく。

「いい子にしないと・・・・」

何がいいだろう。
すでに聞いたことや見たことのあるものではいけない。
何か突拍子もない不可解なものはどうだろうか。

「いい子にしないと、おしり骨が来るよ」

おしりほね?なんだろうかそれは。
特にこの名前に意味はない。
ただ私自身、一度もこんな名前を聞いたことがないし
おしりほねなどという単語を自分で発した記憶もない。
おしりの骨ではない。おしり骨だ。

ということで、「おしり骨」という1つの存在を生み出してみた。
「おしりほねの目は何個?」
「おしりほねの足は何本?」
「おしりほねは何色?」
「おしりほねの・・・」

子供から発せられる数々の疑問に、
その場限りの思いつきで適当に答えていたものを
まとめてみるとこんな感じ。

「目は8個」・「眉毛は10個」・「髪の毛は三本(先端で結ばれている)」
「足は二本」・「顔の半分が口」・「腕は一本(お腹から出ている)」・「体は黄緑色」
「おしりほね」と呼ばれるその妖怪は
夜遅くまで起きてる悪い子のおしりにかじりついて離れない。

ざっとこんな感じだ。
おかしな質問とおかしな回答。
こんな生き物が存在するわけがない。
目は8個あるのに眉毛が10個って・・
自分で言っていてちょっと笑ってしまった。
ありえない。

でも、そんな架空の存在にちょっとだけ生命を吹き込んでみたくなった。
あくまで空想の産物だがこのサイトだけで会うことができる「おしり骨」。
決して実生活でこんなものに遭遇したくはない。

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いい子にしないとおしり骨が来るよ。
さて、寝ましょう。